こんばんは。青島です。

ASKAさんが逮捕されてしまいましたね。

驚いたというよりも、

あぁ・・

そうか・・

という感想でした。

週刊文春(でしたっけ?)の報道も激しかったので、かなり確度の高い情報だったのではないかと思わせられただけでなく、ASKAさん側の弁解というか、反論も歯切れが悪かったので、これはやってるのかもしれないな、という印象を受けてしまっていました。

ただしかし。

覚醒剤事犯の多くは、ブツを手元に持っていない限りは逮捕されることはほぼありえません。

自宅で逮捕されるケースでよくあるのは、内偵、裏付けのとれた垂れ込み情報、先行逮捕者の自白などの証拠の積み重ねがあって、捜索差押令状が発付されていわゆるガサ入れが行われ、ガサ入れの現場で発見された白い粉を簡易鑑定して覚醒剤の陽性反応がでて、まずは覚醒剤を所持していたということで現行犯逮捕となり、さらに警察署に移動後の尿検査の結果も黒でしたという流れを経るものです。

ASKAさんの逮捕容疑は4月の6日と12日に覚醒剤を所持していたというものですので(つまり、ガサ入れは4月に行われているはず)、本来であればその時点で逮捕されていてもおかしくない。

ところが実際に逮捕されたのはガサ入れか1ヶ月以上も経った昨日5月17日です。

なんでだろう。

大物ミュージシャンということで慎重に正式な鑑定結果をまってからの逮捕にしたということか。

あ、私がいいたいのはこんな話ではなかった。

さきほど覚醒剤事犯は、ブツを手元に持っていない限りはほぼ逮捕されることはないと書きました。

そうなのです。

ASKAさんの場合、昨年からさんざん報道されていたのだから、その時点でもし覚醒剤をやっていたのであれば、その時点ですべての証拠を捨て去り(本人が捨てる分にはその証拠隠滅行為も犯罪ではないのです。本人が犯罪の証拠を捨ててしまうのは心情的にやむをえないことだから、それを捨てないなんてことに期待可能性がない、だから犯罪とならない、なんて説明されています)、新たな購入、所持、使用をしていなければ、いくらマスコミ報道によりイメージが落ちていたとしても、警察としても逮捕することはできなかったはずなのです。仮にガサ入れまでやられても、証拠を昨年のうちにすべての捨てて、クスリを断つことができていれば、そのガサ入れは空振りとなり、逮捕されることはあり得なかったはずなのです。

あのときやめていれば、逮捕されずに疑惑どまりで逃げ切れたのに(←わざとこのようにいっています。逮捕されてよかったとみるべきかもしれませんし、いろいろな考え方があります)、ASKAさんも所属事務所も関係者もそのあたりどんな認識でいたのだろうか。

ここからは推測の域をでませんが、もしASKAさんが昨年報道されていたころに、関係者にすべてを正直に自白していれば(やっていた場合の話)、所属事務所としてはASKAさんを解雇せざるを得なかったものと思われます。
最近はコンプライアンスの問題も厳しく批判されるようになりましたので、把握していたのに解雇せずに公にもしなかったとなれば、後で事務所の対応が非難されかねませんからね。
そうだとするとASKAさんは、関係者に対しては身の潔白を主張し続けた可能性が高い。おそらく関係者は関係者で、ASKAさんが逮捕されて活動休止になるよりも、このまま、ASKAさんの言い分をとりあえず信じた形にして、冷却期間をなんとかすぎるのをまって、活動再開に繋げられれば。。ASKAさんのミュージシャン人生にとってもそのようにして乗り切るのがベストであろう。。という判断をした。
しかし裏目にでた。
これが実態ではないかと推測します。

事務所がASKAさんを監視監禁してでもクスリをやめさせるという判断ができなかったのは、ASKAさんの身の潔白という主張をとりあえず信じることにしてしまおうという判断の論理的帰結です。

ASKAさんに意見できるような人が周りに誰もいなくなってしまっていたのかなあ。

ASKA。お前がなんと言おうが、俺はお前は絶対にやってると思うから忠告しておくぞ、まだ引き返せる、今やめれば逮捕もされずに、ミュージシャン人生も続けていくことが十分可能だから、とにかく絶対にもうやるな、

ぐらいのことを言ってくれた人がいたと信じたいところです。

言ってくれた人がいても結局やめられなかったということであればそれがクスリの魔力ということなのかもしれません。

言ってくれる人がいなかったのであれば
それはそれでどうなのか。悲しい話です。

逮捕された今、ASKAさんにいろいろ言ってくれる人がどれだけいるのか。

突出した音楽的才能の持ち主だけに、私個人としては応援しております(といってなにをするわけでもないのですがCDでも久しぶりに買おうかな)。

こういうときにCDショップが逮捕されたミュージシャンのCDを棚から撤去したり、ということがままありますが、本人の再起を邪魔する行為ですね。既に世に出回っている作品と事件とは無関係です。

おぉ、少し書くつもりが長くなってしまった。。

おやすみなさい。